Python int() 関数

Python3 組み込み関数


int()int() は Python で最もよく使われる組み込み関数の一つで、他の型のデータを整数型に変換するために使用されます。

プログラミングでは、文字列、浮動小数点数、またはその他の型のデータを整数に変換して、数値計算や比較を行うことがよくあります。int()int() 関数を使えば、この変換を簡単に完了できます。

単語の意味: intであるintegerint は(integer)の略で、整数型を表します。


基本構文と引数

int()int() は組み込み関数なので、モジュールをインポートしなくても直接呼び出せます。

構文形式

int(x)
int(x, base)

引数の説明

  • 引数 x:
    • 型: 文字列、数値、または整数に変換可能なその他のオブジェクト
    • 説明: 整数に変換する値。x が文字列の場合は、base 引数で進数を指定できます。
  • 引数 base(省略可能):
    • 型: 整数(2, 8, 10, 16)
    • 説明: x の進数。デフォルトは 10(10進数)。x が文字列の場合のみ有効です。

関数の説明

  • 戻り値: 整数オブジェクトを返します。
  • 特殊なケース:
    • int()引数なしの場合は 0 を返します
    • 浮動小数点数は切り捨てられます(ゼロ方向への切り捨て)
    • 文字列は有効な数値表現である必要があります

例

簡単なものから複雑なものまでの一連の例を通して、int()int() の使い方を徹底的にマスターしましょう。

例1:基本用途 - 数値の変換

例

# 浮動小数点数から変換
print(int(3.7))      # 出力: 3
print(int(-3.7))     # 出力: -3

# ブール値から変換
print(int(True))     # 出力: 1
print(int(False))    # 出力: 0

# 文字列から変換
print(int("42"))     # 出力: 42
print(int("  10  ")) # 出力: 10(空白は自動的に除去されます)

実行結果の想定:

3
-3
1
0
42
10

コードの解説:

  1. 浮動小数点数を整数に変換する場合、小数部分は四捨五入ではなく直接切り捨てられます(ゼロ方向への丸め)。
  2. ブール値はTrue1 に変換され、False0 に変換されます。
  3. 文字列を変換する場合、先頭と末尾の空白文字は自動的に除去されます。

例2:進数変換

int()さまざまな進数の文字列を10進数の整数に変換できます。

例

# 2進数の文字列(0b で始まる)
print(int("1010", 2))   # 出力: 10

# 8進数の文字列(0o で始まる)
print(int("12", 8))     # 出力: 10

# 16進数の文字列(0x で始まる)
print(int("a", 16))     # 出力: 10
print(int("FF", 16))    # 出力: 255

# 接頭辞付きの文字列
print(int("0b1010", 2)) # 出力: 10
print(int("0o12", 8))   # 出力: 10
print(int("0xff", 16))  # 出力: 255

実行結果の想定:

10
10
10
255
10
10
255

コードの解説:

  • 2番目の引数は、文字列の数値の進数を指定します。2 は2進数、8 は8進数、16 は16進数を示します。
  • 文字列には接頭辞を付けることができます(例:0b, 0o, 0x)、付けなくてもかまいません。
  • 16進数では、a-f は大文字でも小文字でもかまいません。

例3:よくある応用シナリオ

int()実際のプログラミングでは、ユーザー入力の処理やデータクリーニングなど、多くの応用シーンがあります。

例

# ユーザー入力の処理(input は文字列を返す)
# ユーザーが "100" と入力したと仮定
user_input = "100"
price = int(user_input)
print(f"商品の価格: {price} 元")  # 出力: 商品の価格: 100 元

# ファイルから読み取った数字の文字列
numbers_str = ["10", "20", "30"]
numbers = [int(n) for n in numbers_str]
print(numbers)  # 出力: [10, 20, 30]

# 合計を計算
total = sum(numbers)
print(f"合計: {total}")  # 出力: 合計: 60

# 小数を含む文字列の処理(floatに変換してからintに変換)
price_str = "19.99"
price = int(float(price_str))
print(f"価格(整数化): {price} 元")  # 出力: 価格(整数化): 19 元

実行結果の想定:

商品价格: 100 元
[10, 20, 30]
总和: 60
价格(取整): 19 元

この例では、int()実際のアプリケーションにおける int() の一般的な使い方を示しています。ユーザー入力の処理やデータの一括変換などです。


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